『対岸の彼女』
角田光代さんの作品を読むのは、
『八日目の蝉』
『空中庭園』
に続いて3作目。
高校時代の葵とナナコ。
30代の葵と小夜子。
2つの物語が交互に描かれ、やがて1つになっていく。
違うタイプの二人の女性。
その間に流れる川は深く広く、対岸までは遠い。
でも、川には架かる橋がある。
その橋を渡るのか、渡らないのか。
角田さんの作品に出てくる女性って(3作品に限ってかもしれないけど)、
醜いというか、汚いというか、エグイ部分を持ってる人ばかり。
でも彼女達の気持ちが、すごくよく分かってしまうんだよね〜。
反対に、男性は・・・・・
情けないヤツばかりだな・・・・・。
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: 文庫
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