『悪人』
この本を読んだから気持ちが落ち込んだのか?
落ち込んでる時に読んだから、余計に落ち込んだのか?
よくわかりませんが。
感情移入してしまって、かなりのドヨドヨ具合いです。
映画はタイミング逃して観ていないから、どういう構成になっているのか分からないけど、
本読み始めてしばらくは、誰が深津絵里なのか分からなかった。
佳乃の保険外交員の友達とか、もっと絡んでくるのかと思ったらそうでもなかったり。
ほとんどの登場人物が人間の“悪”の部分を見せていて。
唯一いい人だったのは、バスの運転手さんくらいかな???
でもこの人だって普段の印象は悪いみたいだし。
一番の“悪”は殺人。
でもそれを犯した祐一が、一番“悪”から遠い気がする。
周りの人の“悪”に振り回されてる感じが、心痛い。
『八日目の蝉』もこの前読んだ。
面白かった。
映画館で予告観た時から、上映始まったら絶対観に行こうと思ってたのに・・・・
うちの近くのMOVIXはまだ営業再会の見通しがたっていない。
県内では利府まで行かないと見れない。
これもDVDだな。
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/04/06
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 134回
- この商品を含むブログ (307件) を見る
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/01/22
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 166回
- この商品を含むブログ (208件) を見る