音楽の秋♪

仙台では10月始めの週末に『仙台クラシックフェスティバル』、通称『せんくら』が開催される。



今年で5年目。


金・土・日の3日間、1公演45〜60分で1,000〜2,000円、地下鉄沿線の4施設10ホールで、今年は101の公演が行われる。
オーケストラもあれば、ヴァイオリン・声楽・ギター・フルートなどなど、
好きな時間、好きな場所で、好きなジャンルのクラッシックをはしごしながら楽しめる。


こういうのって他の県でもあるのかなぁ???


当初『せんくら』と『YOSAKOI祭り』が一緒の日で、
地下鉄の中は、クラッシック好きな人と、YOSAKOI好きな人が入り乱れて、異様な雰囲気だった。
クラッシックを聞いてホールを出ると、外でYOSAKOIの音楽が鳴り響いてたりして、、、、それはそれで面白かったような。
今では『YOSAKOI祭り』は次の週の連休、『せんくら』がその前の週に移ってしまった。


私は「せんくら派」の人間なので、今年も行ってきましたョ(^^♪


いつもは何公演かをはしごをするんだけど、今年は絶対に聞きたい1公演のみに的をしぼった。
(って言うか、まずそのチケットだけを確保して、その他の予定をたてないままに当日を迎えてしまった。。。)


私が行ったのは、第2回仙台国際音楽コンクール第1位受賞の、タン・シヤオタンのピアノソロ公演。
おととし、チケットはとったものの、仕事の都合で行けなかった。
去年初めて聞いて、感動して涙が出そうになった。


このタン・シヤオタンという人、
オーバーリアクション無しに、かなりタンタンとピアノを弾いているように見える(ダジャレじゃないけど^^;)。
それなのに、、、、、もちろん迫力ある音も出すんだけど、
繊細な音がハンパない。


あんなに弱いタッチで、あんなにキレイな音が出るなんて・・・・
自分の出したい音色を、あんな風に自由自在に操れたら気持ちいいだろうな〜〜〜、って。


フジコ・ヘミングも、辻井信行ももちろん感動したけど、
今日の1時間、タン・シヤオタンの世界にずっぽり引き込まれた私だった。